値一覧の使い勝手にひとこと

FileMaker の値一覧を定義する場合、大きくは下記の3つの選択肢がある。

  1. 固定のテキストのリスト
  2. フィールド値
  3. リレーション越しの関連レコードのフィールド値

でも、固定のテキスト以外は、基本的にフィールドに収めたデータを対象にしているもので、処理の途中で何らかの動的な値を選択肢として選ばせたい時もいちいちフィールドに格納しないと、値一覧としては使えない。ちょっと面倒。

こうした時にファイルパスのように改行区切りのデータを変数に入れておけば、それを使えるようにしてくれると、とても便利。変数の値の順に表示さえしてくれれば、その時のニーズに合わせてソートした値を渡してハッピー!になれるはずなので、是非お願いします。

あと、主に旧バージョンからの移行やシステム再構築の場合ですが、他のファイルから値一覧を移植するのは、すごく大変。値一覧のインポートやコピー&ペーストはサポートしてほしいものです。FileMaker オブジェクトで移植が面倒なものはまだいくつも残っているので、是非ご検討ください(ファイルメーカー社様)。