FileMaker GO の購入/配布方法

FileMaker GO は、iOS で動作するアプリですので、配布方法は通常のアプリと同じです。
つまり、App Store で購入するか、贈ってもらってから、ダウンロード、インストールということになります。

購入する立場ではクレジットカードが必要になる上に、iPhoneiPadの管理のためには、デバイス数分の Apple ID が必要になります。個人で使う分には問題ない、こうした入手、配布方法は、法人名義で一括購入して、多数のデバイスが存在する場合には、大きな問題になります。

先日のファイルメーカー社のプレス向け発表会でも話題になったようですが、ニュースサイトの記事にもなっているようです。
iOSアプリは企業での組織的導入に耐え得るか

もっともな懸念です。残念ながら、現時点ではこの問題を根本的に解決することはできません。

が、ブログ主は、先日ジョブズが発表した iOS 4.2 の新機能の中に、「new device management capabilities」というくだりがあった点を見逃してはいません。AppleiOS 4.2 紹介ページにも記載があります。

Apple - iPad - iOS 4.2 Software Update coming in November

想像するに、これは企業アカウントで複数デバイスを管理するための仕組みではないかと思われます。
11月予定の iOS 4.2 がリリースされ、購入や配布の問題がクリアされれば、FileMaker GO 普及の課題がひとつクリアされることになります。ついでに、App Store が一括購入のディスカウントに対応すればなお良いですが、そこまでは発表されていないので、まあ今回のアップロードではないのかもしれません。

ただ、AppleiOS の進化で企業向けの機能アップを図ってきましたし、上記ページでも「Enhanced enterprise support」と銘打っているように、今後は、iPhone/iPad の企業向け市場に食い込むための施策を次々と打ってくるでしょう。アプリの配布が App Store に制限されている点から考えても、料金制度の柔軟性は今後は必要になってくるでしょう。きっと。

とりあえずは、現地時間 9/8 に予定されている iOS 4.1 ですね。FileMaker GO がその上で問題なく動作するかをチェックしなければ。。。

あと、余談ですが、某 KP 社のファックス番号が変更になったようです(新番号:050-3156-1409)。
会社情報

噂では、ペーパーレスを目指して、デジタル複合機を廃止、インターネットFAXサービスを利用することなったそうです。
営業ファックスは印刷せずにポイッと捨てられるし、どこからでもファックスを確認できるようになって、何かハッピーな模様です。

ただ、紙を直接ファックス送信できなくなったため、紙はスキャンしてから送信するそうな。大変かと心配されていましたが、実際にはそういう状況がほとんどないことも分かったそうな。皆さん、限りある地球資源を大切にしましょう(笑)。